2010/02/28

2010.02.28作業記録

午前〜昼過ぎは別の改修しごとで外回り。大阪中を駆け回っていました。
夕方に帰宅し、僅かな時間しかありませんでしたが長屋改修しごとを始めました。
と言っても、今日は小さなちゃぶ台の簡単な修理だけです。
この丸いちゃぶ台は粗大ゴミから拾ったものですが僕たちの大のお気に入りなのです。

数週間前このちゃぶ台の天板が見事にぱっかりと割れました。
そこで、天板裏から平金物とアングルをビス留めして補強することにしました。
不格好ながらもなんとか修復完了。

ふと気付けば、いつの間にやら春がもうすぐそこ。
柳の枝に綿毛が実り、小手毬(こでまり)の花が爛々と咲いています。


■一級建築士  以上1名で作業

2010/02/21

2010.02.21作業記録


今日は久しぶりの作業日。既存木製建具と枠・額縁との隙間を塞ぐしごとをしました。

12ミリ角の木材を枠に留め、一カ所ずつ地道に隙間を塞いでいきます。
固定は真鍮製の小さな釘をボンド無しで。
真鍮はかなり柔らかいので、キリで仮穴を空けてからでないとすぐに折れます。
手間がかかりますが一本一本丁寧にトンカチで。
一部、枠材が欠けている箇所がありましたがそこは埋木をして柿渋で塗装しました。

この長屋は築80年以上経過しているので開口部周りの枠材も当然歪みまくりです。
その激しい歪みに対し真っすぐに製材された木材をあてがうというこのしごと、
本当に骨が折れます。昔のものと今のものは、そう簡単に取り合ってはくれません。
ただ、幾層にも積み重なった時間のレイヤーを肌で感じる事が出来るので、
作業中は様々な発見があり(例えばこっちの釘を打てばあっちの建具が動かなくなる等)、
実に面白いものです。

近所にNTTオフィスビル(最高高さ40メートル強!)進行中の現場がありますが、
日曜だと言うのに今日も動いていました。その現場の職人達は帰り道に、
僕のしごとを物珍しそうに横目で見ながら通り過ぎて行きます。
そりゃまあ、玄関前の歩道に小さな工具を並べ、
12ミリ角の木材を紙ヤスリでチマチマ削ったりしているわけだから、
巨大な電動工具持ってズカズカ歩く彼らからしたら
「めんどくさいことお前ようやるなあ」
まあ、そんな感じでしょう。


■一級建築士  以上1名で作業

2010/02/18

ひとこと_7

書くことがありません。つらい。

残念な事に当方は、ここのところしごとで忙殺されており、長屋しごとに全く着手できていません。
でも、もうしばらくしたらやります。今年の春〜年末まで、毎週末長屋しごとに打ち込む予定です。

上の写真は長屋で催されている宴会の模様です。友人を招いてこの日は焼肉をしたのでした。
来客であるWEBデザイナーと、ホームページの打ち合わせもしました。
長屋とは別に改修しごとを進めていますが、こちらはまた、ホームページが出来次第紹介したいと思います。

2010/02/01

2010.01.31作業記録

もう2月。

先週と同じように軒先に角材を並べ、
今回は上塗り用の柿渋を塗りました。
作業、1時間程度で今日は終了。


■一級建築士  以上1名で作業