2008/06/28

2008.06.28作業記録

今日もひたすら二階の小屋裏ラワンベニヤ貼り。
現場はとにかく暑くてたくさんの汗をかいた。ラワンベニヤは一枚一枚色合いが違う。
だから丁寧に色合わせをしながら貼らなければならない。これがなかなか進まない。
結局丸一日かけてたったの五枚貼っただけ。体力の限界までやって、たったの五枚。

明日、もう一枚だけでも貼ろう。施工素人の自分の取柄は、根気と根性しかないのだから。


■一級建築士  以上1名で作業

2008/06/21

2008.06.21作業記録

今日は昼前から一人で作業開始。いよいよ初夏。
作業中は常に汗だく。汗で前が見えないほどになる。

一階台所奥の腰壁補修からはじめる。
まずはハンマー+サンダー+バール等を用いて竹小舞いと土を撤去。
上部の壁が落ちない様に、少しずつ丁寧に撤去する。
そこに間柱を組んでラスボードt6を貼って完了。
次は既存壁表面の漆喰かき落とし作業。
長い年月を経て、仕上げの漆喰はふわふわになり下地の土壁との接着力を失っている。
そこで下地の土を残して漆喰だけを全面撤去することにした。
カッターを使って根気よく剥がす。全身ホコリまみれ。
最後、二階の小屋裏ラワンベニヤt4貼り。木工ボンドを垂木に塗布してケーシング釘で貼る。
これが想像を絶するほどに難しい。
作業中は気温が高くて汗だくのため、汚れがすぐにベニヤについてしまうし、
木工ボンドがはみ出てベニヤ表面を汚してしまうし、さらに既存梁は不整形ときた。
脚立に登って垂木ピッチを採寸しては下に降り、ベニヤを丸ノコでカットしては再度脚立に登り、
ベニヤをあてがいサイズを確認し、更に脚立を降りて手ノコでベニヤを微調整、
最後は上方姿勢での釘打ちで終わり。こうして一枚一枚コツコツ貼り進めなくてはならない。

とにかく根気がいる。


■一級建築士  以上1名で作業

2008/06/14

2008.06.14作業記録

先週に引き続き、壁のラスボード貼り作業。朝10時から作業開始。
今日の作業場所は難所。階段上、吹き抜け横の壁。脚立を水平に架けるものの、
腰がすくむ高さ。恐る恐る作業。とにかく安全第一が最優先。

今日気付いた事は二点。作業用足場は、作業の効率をあげるためには本当に重要、
あと無理な姿勢での作業は10倍疲れるという事。
どちらも当たり前のことかも知れないけれど、かなり重要な二点に思う。

二階の壁ラスボード貼りは今日で大方終了。
明日からは、二階の小屋裏ラワンベニヤ貼りに進みます。


■一級建築士
■滋賀の二級建築士  以上2名で作業

2008/06/08

ひとごとのひとこと_4

この建物は家主であるたばこ屋のおじいちゃんが生まれ育った家です。
今そのおじいちゃんは76歳なので、それより古い歴史をもっています。
そのおじいちゃんのお母さんは旦那さんを早くに亡くし、
女手ひとつで子供を育て上げ、さらにこの長屋とたばこ屋さんの家を持てるまで働き
、頑張り続けたのだそうです。

南側の道路はあとからできたもので、そのために長屋の南側はちょん切られたのだそうです。
当然、戦争もありました。この長屋はいろんな苦難を乗り越え、
2008年の現在までなんとか持ちこたえています。

私たちは、この家を大切に改修していこうと思っています。

2008.06.08作業記録

今日の作業は二階の壁塞ぎ。36mm角材を格子状に組む。
ラスボードを一つずつ採寸してカットし、丁寧にビスで固定。
地道な作業に大量の汗をかく。怪我してでも作業。みんなありがとう。

仕事の後のシャワー、ビールと手巻き寿司、絶品でした。明日に進みます。


■一級建築士
■WEBデザイナー
■元溶接工
■アパレル系お姉さん
■アメリカ留学帰りのお姉ちゃん  以上5名で作業

2008/06/03

ひとこと

今日で工務店作業は終わりです。本日の夕方、現場にて最後の打ち合わせを終えました。

大変お世話になりました。甘えっぱなしで随分沢山の無理も聞いて下さり、
なのに投げ出す事無く仕事を終えて下さり感無量です。
今回お世話になった工務店、名は(株)大和建設と言います。
この工務店がなければこの長屋は廃墟と化したに違いありません。
素晴らしいお仕事をされる工務店です。

さて、これより本年10月末までセルフビルドが続きます。
この仕事を無駄にしないためにも、毎週末、とことん現場に通い詰めるつもりです。
担当の現場監督にしっかりと叱咤頂いた事、自分の配慮の足りなかった部分、
計画の甘さ、忙しさを言い訳に作業を疎かにしていたこと、等、
それらを日々意識して、完成までやり抜きます。

建築は人のためにあるのではない。有史以前から建築はあるのかもしれない。
そう考えれば人のために建築が要るのではなく、建築のために人が要る。
僕がこの長屋を改修しようと思い立った根拠は、
上に書いた様などこかからやってきた緩い使命感です。
そもそもこの長屋は僕の物ではありません。僕はこの長屋を借家として借りるだけです。
しかし、もはやこの長屋は誰のものでもない、
セルフビルドを終えた時そうはっきりと言い切れるのではないかと少し期待しています。

「やらなければならない」
だからやるのです。
「やりたい」
などは二の次です。
「やらなければならないことをやりたい」
のです。

改修を続行します。

2008/06/01

2008.06.01作業記録

今日の作業はお隣との界壁部分の穴塞ぎ。
36mm角材を柱と梁の間にビスで組み、6ミリ厚のラスボードを貼る。
ラスボードは思ったよりも脆くて割れやすく、カットするのが難しい。

真壁意匠で仕上げるから、一つ一つ大きさの違う柱と梁の開口部にラスボードを貼っている。
当分この作業が続く予定。


■一級建築士
■元溶接工  以上2名で作業