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2011/06/12

2011.06.12作業記録

あいにくの雨模様。午前10時より作業開始。

まずはけんどん式の木製網戸を三つ作る作業から。
(一つは1階便所の小窓用、二つは1階居間の大窓用です)本体には15×30ミリの桧材を使用。
既設開口部を丁寧に実測し部材を手ノコで地道にカット+ステンビス組み。
組み上がった本体に網をタッカーで固定したら12角の桧材を押し縁として取り付けます。
最後にあまった網をカッターで切り取れば簡易な網戸の完成。
(桧材に柿渋を塗装しましたが思ったような濃い色にならず残念。桧は塗料がのりにくい)
作業中盤に細ビスとタッカーの歯がなくなり東急ハンズに買い出しに行くことになったり、
ビスの選択を誤って桧の小口が割れてしまったりと苦戦しました。
でもなんとか完成。まずまずの出来。

次に1階南側・北側の窓に800×1800ミリの簾を二つ取付ける作業。
軒裏の木部にヒートンを四つねじ込み麻ひもでひっかけて完成です。
脚立に乗って上を向きながらヒートンを打つだけで体はヘトヘトになります。
とにかく、上向き姿勢+頭上作業は本当に疲れます。
これはこの改修工事経験で身を以て実感したこと。

更には昨日の緑化工事の続きを行いました。
フウセンカズラを植えたプランターに西洋朝顔を3株追加して植えてみました。
成長が楽しみです。夏には青い花を咲かせてくれることでしょう。

以上の作業を終えたのが夜9時。
あっという間の一日でした。


■一級建築士
■一級建築士  以上2名で作業

2011/05/08

2011.05.08作業記録

今日も晴天、改修作業日和!

まずは下塗りまで終えた地下の建具に、仕上げの柿渋を塗る作業を行いました。仕上がりは上々。写真では真っ黒に見えますが、近くで見ると下の写真のように、赤みのある濃茶色、馬毛色になりました。養生テープを剥がし、ついについに地下の建具完成です。
配管用穴埋めパテで排水管の隙間も埋めました。スタイロフォームを手でちぎり、隙間にギュウギュウに詰めた上で、パテを丁寧に施工。うまく塞がってくれました。

三日連続の作業、疲れた!


■一級建築士
■一級建築士  以上2名で作業

2011/05/07

2011.05.07作業記録

今日は昨日作った建具に柿渋を塗りました。
今回使う柿渋は、下塗り用と上塗り用に分けて売られている商品です。
下塗り柿渋で色の濃度調整をし、仕上げに上塗り柿渋を塗ります。
今日は下塗り柿渋塗装だけ終えました。
この長屋には、垂直水平はどこにもありません。
建具の横の束も当然歪んでおり建具の四周に大きな隙間があるので、
内側に三方枠を作りました。上部に35角材を一本、左右に15角材を2本入れました。
こうして建具にモヘアを取付ければ密閉生が大幅に向上します。
そしてもうひとつの作業、汚水排水管と外壁取り合い部の穴塞ぎ作業に着手しました。
すき間(猫が通れる程の大きな隙間!)を埋めるために、室内側と外部側、
両側に合板t12をカットしてビス留めし、外部側に仕上げとして耐水性塗料(白色)を塗りました。
あとは配管用穴埋めパテ(非硬化性のもので、
よくエアコン配管の穴埋め等で使うものです)で排水管の周りを完璧に塞ぐ予定。
二日連続の作業、疲れた!


■一級建築士
■一級建築士  以上2名で作業

2011.05.06作業記録

久しぶりの本格的な改修作業日となりました。
今日は地下の出入り口、年代物の木製片開き戸を改修します。

既存建具は薄い杉板が片面に貼ってある代物で、風雨に晒されボロボロに朽ちていました。まずはその杉板を外す作業。桟を痛めないように丁寧に一本ずつ釘を抜いていきます。その後桟をビスで補強しました。

次に材料の買い出し。天王寺のコーナンへ自転車で向かう。シナベニヤt5.5、真鍮の丁番、配管穴埋め用パテなどを購入しレンタル軽トラで長屋に搬入。相棒にレンタル軽トラを返しにコーナンへ戻ってもらい、僕は買って来たシナベニヤをステンビスで桟に固定する作業。組み上がった本体四周をカンナ+紙ヤスリで調整し、丁番や鍵取り付け部にノミで細工を施す。最後は二人で本体を建て付け、微調整をして無事完成です。シナベニヤは雨に弱く外部には不向きなので、明日柿渋をしっかりと塗り込んで仕上げる予定です。

久しぶりの作業、疲れた!!


■一級建築士
■一級建築士  以上2名で作業

2010/06/21

2010.06.19作業記録

前日の金曜夜から長屋に泊まりに来ていたSEのおっさんが、
今日は長屋作業を手伝ってくれることになりました。
朝八時、味噌汁+目玉焼きの朝食をみんなで食べる。
相棒は一級建築士の塾へ出かけ、僕とおっさん二人で作業開始です。

まずは制作途中の網戸作り。一人で網を張るのは相当に難しいので本当に助かります。
ありがとう。おかげで想像以上にうまくできました。
網を先にカットせずにタッカーで木枠に留め、12角の押縁で固定した後、
はみ出した網をカットするのがコツのようです。
早速2階の開口部にセットしてみました。うまく納まってくれて、上々の出来でした。

次にSEのおっさんには玄関戸の補修を依頼。
10〜15ミリぐらいの小穴が建具に幾つも空いているので、
余りの古材をその穴に合わせてノミで加工してもらい、
一つ一つ嵌め込むと言う超面倒くさい作業。
時間をかけて丁寧にしごとしてもらい、2カ所の穴が見事に塞がりました。
僕はと言えば、先程作った網戸の微調整+モヘアの取付けをしたり、
1階の勝手口に鍵を付けたりモヘアを付けたり、その他もろもろ細かい仕事をやりました。
12時過ぎに作業終了。
汗だくのおっさんはシャワーを浴び、自慢の愛車で早々に姫路まで帰って行きました。
本当にどうもありがとう、久しぶりの共同作業かなり楽しかったです(また来てね)。


■一級建築士
■SEのおっさん  以上2名で作業

2010/06/13

2010.06.12作業記録

急遽、手製の木製網戸を作る事にしました。
2階の南北方向にある開口部2カ所に取り付けるつもりです。
(何せこの長屋には網戸が一枚も無いので)
朝9時、まずは開口部の詳細実測を行う。当たり前のように額縁がかなり歪んでいました。
厄介です。これでは戸車を仕込むような可動木製網戸は作れそうにない。
そこで熟考の結果、けんどん式の簡易な物を作る事に決めました。
10時過ぎ、天王寺のコーナンへ自転車で向かいました。以下の資材を購入。

・12×12×1920、桧角棒6本(網押さえ用)

・18×30×1920、桧6本(網戸本体用)
・L50のステン細ビス
・L25の着色細ビス(黒色)
・網戸用の網2000×910、2枚

帰りの自転車、、、もの凄い暑さともの凄い荷物の重さ。

途中休憩を2回要しましたがなんとか12時に帰宅。
すぐに簡易な昼食をすませて早速作業開始。
作業台がないので道路にスタイロを敷いてその上で角材を組むことにしました。
2階に登っては採寸、道路に出て手ノコ、また2階に登って採寸、道路に戻ってビス打ち。
そんな繰り返し作業でした。


16時、相棒と本町で待ち合わせて国立国際美術館に向かい、荒川修作展をみて来ました。
ちょうど渋谷慶一朗さんご本人がリハーサルをやられておりびっくり。
展示室では荒川さんの初期棺桶シリーズの他、
フォンタナの原画やコスース、ラウシェンバーグ等、
1960年代以降の現代美術作品が多数見れる展示形式で大変面白かったです。
それら沢山の作品の中央に、圧倒的に巨大な荒川修作の図形絵画が一点ありました。
驚いてまた腰痛めそうになりました。(ヘルニア勘弁)


夜は22ギャラリーに寄って川井さんと話したり、靱本町のおでん屋に行ったり。
松屋町の焼き鳥屋に行ったり。二人で大阪市内をぐるぐると巡り、
9時頃に楽しくほろ酔いで帰宅したのでした。




■一級建築士  以上1名で作業   

2010/05/23

2010.05.23作業記録

昼過ぎより作業開始。今日こそは玄関戸の下部、隙間塞ぎを終えたい。
まずはフランス落とし(三カ所)を小さなビスで建具に固定。
アングル側には落し口の受け材となる丸パイプを設置。
そして各所にしっかりと養生を施し、いよいよモルタル左官施工開始。

外は雨で施工には不向きな天候でしたがなんとか作業終了。
ちゃんと立米でモルタル必要量を計算して材料を購入したつもりだったのに、
4kgモルタルでギリギリでした。
(しかし外部側のモルタルが足りなかったのでまた買い足しに行かなくちゃ)

本日はここまで。作業終了。


■一級建築士 
■二級建築士  以上2名で作業

2010/05/19

2010.05.16作業記録

昼過ぎより作業開始。

まずはモルタル面を♯40番程度の紙ヤスリでならす。ある程度平滑にしたらジャッーと水洗い。
次に採寸。玄関戸下端ワイド寸法=1812ミリ也。
次にアルミのアングル25×25×1ミリをディスクグラインダーでカット。
そうしたらインパクトドライバーにドリルピッドを取り付け仮穴を@300にあける。
さあ、あとは設置して、今あけた仮穴の位置に合わせ土間にも仮穴をあけ、
簡易なアンカービスを数本打ち、モルタル左官で埋め込む。
モヘアとフランス落しを三つ付ければ申し分ない。
これでようやく、建具の下部隙間がきれいに塞げるはず。

しかしここで問題発生。既存土間のコンクリートが恐ろしく硬いことが判明。
ちゃちなインパクトドライバー用ピッドでは全然歯が立たない。
(たったの径3.4ミリの穴を数カ所あけるだけなのになあ)
作業を始めて数分で手持ちのピッドの頭が全部とんでしまった。
致仕方なく、近くの東急ハンズに向かう。
コンクリート孔あけ用のピッドを買い足して来て使ってみるものの、これまた全然ダメ。なぜ?

嗚呼、ここで断念。
こうなれば方針を変えて、アンカー固定ではなく接着でアングルを固定することにします。
ということで再度東急ハンズへ。モルタル〜金属接着用のシリコン樹脂系弾性接着剤を購入。
帰宅し作業再開しようと思ったらいつの間にやら夕暮れ。。。残念ながら今日の作業はここまで。

思うように進まず、疲れだけが溜まった作業日となりました。
東急ハンズに何度も向かう自転車に乗りながら、広義の意味での日曜大工こそが、
使用者と製作者の垣根を御破算にしうる強力な文化的事業だなあと、
自身の疲れを誤摩化すかのように一人ぶつぶつ呟いていました。
まあ文化的等と偉ぶるよりも、垣根は垣根のままに築いておいて、
日々米を磨ぐかのように自分で自分の家を改修し、
その履歴をこのブログに保存しておきたいと常々思っていますが。

思うに、グルメブログと改修ブログは似ています。
グルメ目的で、誰もが自力で食材→食事に変換したことがあるでしょう。
では、建築はどうですか。

続きは来週。


■一級建築士  以上1名で作業

2010/05/16

2010.05.15作業記録

玄関戸の修復に本格的に取りかかることに。なんとか下部の隙間を塞ぐ方法を決めました。
まずは既存フランス落しや枠材を一部撤去、次に凸凹の土間をバールとトンカチで一部はつり、
水平面を作りました。そうこうしているうちに昼。昼食はざる蕎麦。
玄関戸を開け放ち、道路を歩く人たちと目を合わせながらの食事。

午後からは必要な材料を仕入れに行くことに。
久しぶりに天王寺のコーナンまで自転車で向かいました。購入したのは以下の品々。

・25×25×1ミリ、アルミ製L型アングルL=1820
・コンクリートアンカー用ビス
・黒色に着色されたビス100本
・ディスクグラインダーの砥石(鉄工用)
・インパクトドライバーのビット×2個(頭1mm)
・アルミ丸パイプ×3個(内径5φ)
・速乾性防水モルタル5kg

これらを用いて明日中には隙間を塞ぐ予定です。


■一級建築士  以上1名で作業 

2010/04/29

2010.04.29作業記録

久しぶりの作業です。
まずは二階の木製建具の隙間埋め。15角の木材を真鍮釘で固定しました。
靴下履きで瓦屋根に乗ってトンカチ。何回も転落しそうになりました。

次に大物、玄関戸の改修作業。既存玄関戸はとても面白い形状です。
木製建具の四枚折れ戸。上枠と建具の隙間は1㎝以上ありました。
そこで新規に枠をこしらえ、モヘアを噛ませて隙間を塞ぐ事にしました。
枠がフランス落としと取り合うので、厳重に採寸して丸いヤスリで丁寧に加工。

明日は玄関戸の下部隙間を塞ぐ予定です。


■一級建築士  以上1名で作業

2010/02/21

2010.02.21作業記録


今日は久しぶりの作業日。既存木製建具と枠・額縁との隙間を塞ぐしごとをしました。

12ミリ角の木材を枠に留め、一カ所ずつ地道に隙間を塞いでいきます。
固定は真鍮製の小さな釘をボンド無しで。
真鍮はかなり柔らかいので、キリで仮穴を空けてからでないとすぐに折れます。
手間がかかりますが一本一本丁寧にトンカチで。
一部、枠材が欠けている箇所がありましたがそこは埋木をして柿渋で塗装しました。

この長屋は築80年以上経過しているので開口部周りの枠材も当然歪みまくりです。
その激しい歪みに対し真っすぐに製材された木材をあてがうというこのしごと、
本当に骨が折れます。昔のものと今のものは、そう簡単に取り合ってはくれません。
ただ、幾層にも積み重なった時間のレイヤーを肌で感じる事が出来るので、
作業中は様々な発見があり(例えばこっちの釘を打てばあっちの建具が動かなくなる等)、
実に面白いものです。

近所にNTTオフィスビル(最高高さ40メートル強!)進行中の現場がありますが、
日曜だと言うのに今日も動いていました。その現場の職人達は帰り道に、
僕のしごとを物珍しそうに横目で見ながら通り過ぎて行きます。
そりゃまあ、玄関前の歩道に小さな工具を並べ、
12ミリ角の木材を紙ヤスリでチマチマ削ったりしているわけだから、
巨大な電動工具持ってズカズカ歩く彼らからしたら
「めんどくさいことお前ようやるなあ」
まあ、そんな感じでしょう。


■一級建築士  以上1名で作業

2009/08/02

2009.08.01作業記録

気付けばもう八月。解体作業を始めてから数えるとはや1年9ヶ月。
遂に今月末、今の家を引き払って長屋に住むつもり。

朝、これから制作する棚と机の検討。机の高さを決めたり、棚板の枚数・奥行きを決めた。
午後SEのおっさん現場着。おっさんには便所既存建具補修を御願いした。
建具裏にラワン合板t4を接着してもらう。
僕はその建具が取り付く既存柱内側に新規に枠を作った。
建具と柱の間がかなりすいているので今のままでは中が覗ける。
そこで現場に余っていた30角材で三方枠を制作。仕上げに柿渋を塗った。

相棒は外に棚板を持ち出して一枚一枚電動サンダーで研磨。木の粉まみれになりながら作業。


■一級建築士
■二級建築士
■SEのおっさん  以上3名で作業

2009/05/31

2009.05.30作業記録

朝9時過ぎより作業開始。まずは1階の既存床をビスで固めるしごと。
この後で杉の古材板を貼る予定なのでしっかりと固めた。

次に2階板の間の床嵩上げ。前から手をつけようと思っていたしごとだ。
根太を組んで床を300ミリ近く嵩上げして、構造用合板で仕上げる。

今更ながら、この長屋は軸組からして激しく歪んでいる。既存床はどこもかしこも水平ではない。
(床は全てスロープだと考えたほうがいい)
そこで今回の改修では半ば場当たり的に新規水平床を作り続けてきた。
そして遂に今回、この長屋は6つ目の床レベルを持つに至った。
(床の数を数えてみると、土間・1階板の間・1階板の間奥の床・階段、
 2階板の間・2階寝室。これら全て床レベルが違う)
「既存床」を「複雑な傾斜地盤」に見立てるならば、
一つの敷地の中に無数の新築の家を建てているような気さえしてくる。

午後、お手伝いさんを交えて2階板の間の根太組み再開。
しかし、作業はすぐさま行き詰まった。根太用の下地材が30角程度しか現場に無く、
これでは強度を保つ組み方ができない事が判明。
仕方なく、後日もう少し太い下地材を買い足す事になった。

相棒は1階の木製建具補修をこつこつ進めた。
長さ10ミリの小鋲でラワンベニヤを貼る仕事。
長さ10ミリとかなり小さな鋲なので、
ラジオペンチで1本1本挟みながらトンカチを打たなくてはならない。大変手間がかかるしごとだ。
夕方、僕とSEのおっさんとで1階床に貼る古材を製材。
欠けた部位を丸ノコで落として、割り付けを考えながら床に並べる。

とても有意義な一日だった。


■一級建築士
■二級建築士
■SEのおっさん  以上3名で作業