2010/05/19

2010.05.16作業記録

昼過ぎより作業開始。

まずはモルタル面を♯40番程度の紙ヤスリでならす。ある程度平滑にしたらジャッーと水洗い。
次に採寸。玄関戸下端ワイド寸法=1812ミリ也。
次にアルミのアングル25×25×1ミリをディスクグラインダーでカット。
そうしたらインパクトドライバーにドリルピッドを取り付け仮穴を@300にあける。
さあ、あとは設置して、今あけた仮穴の位置に合わせ土間にも仮穴をあけ、
簡易なアンカービスを数本打ち、モルタル左官で埋め込む。
モヘアとフランス落しを三つ付ければ申し分ない。
これでようやく、建具の下部隙間がきれいに塞げるはず。

しかしここで問題発生。既存土間のコンクリートが恐ろしく硬いことが判明。
ちゃちなインパクトドライバー用ピッドでは全然歯が立たない。
(たったの径3.4ミリの穴を数カ所あけるだけなのになあ)
作業を始めて数分で手持ちのピッドの頭が全部とんでしまった。
致仕方なく、近くの東急ハンズに向かう。
コンクリート孔あけ用のピッドを買い足して来て使ってみるものの、これまた全然ダメ。なぜ?

嗚呼、ここで断念。
こうなれば方針を変えて、アンカー固定ではなく接着でアングルを固定することにします。
ということで再度東急ハンズへ。モルタル〜金属接着用のシリコン樹脂系弾性接着剤を購入。
帰宅し作業再開しようと思ったらいつの間にやら夕暮れ。。。残念ながら今日の作業はここまで。

思うように進まず、疲れだけが溜まった作業日となりました。
東急ハンズに何度も向かう自転車に乗りながら、広義の意味での日曜大工こそが、
使用者と製作者の垣根を御破算にしうる強力な文化的事業だなあと、
自身の疲れを誤摩化すかのように一人ぶつぶつ呟いていました。
まあ文化的等と偉ぶるよりも、垣根は垣根のままに築いておいて、
日々米を磨ぐかのように自分で自分の家を改修し、
その履歴をこのブログに保存しておきたいと常々思っていますが。

思うに、グルメブログと改修ブログは似ています。
グルメ目的で、誰もが自力で食材→食事に変換したことがあるでしょう。
では、建築はどうですか。

続きは来週。


■一級建築士  以上1名で作業

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